身が引き締まる思い

令和1年7月10日に大宮事業所災害防止協議会が開催されました。災害防止協議会の安全講和をいただく前に、東鉄工業株式会社 埼玉支店線路部 部長 佐伯 様より「線路優良技術者表彰」を頂きました。本年は大宮事業所より私、佐藤と佐々木貞幸軌工管が表彰いただきました。佐々木軌工管は昨年に引き続き受賞し、48頭式レール削正補修作業班の軌工管として安全施工に尽力いただくとともに、多くの若手社員の登竜門となっている現場のため人財育成にも多くの労力を費やしていただいております。今後も社員一丸となり安全施工及び技術力向上を図って行きたいと思います。

私も表彰をいただき表彰状を読んでいただいている時間はとても緊張感があり、身が引き締まる思いでした。今後も受賞に恥じない貢献を意識し、自身のやるべきことを行っていこうと思います。現場作業が安全に効率よく稼働することは勿論のことですが、軌道業界全体が人手不足に悩まされる中で社員の確保も大きな課題です。大宮事業所全体を考えると東鉄工業様より求められることは①安全に作業を行うこと ②品質の良い施工を行うこと ③技術向上・継承を図ること だと考えます。上記①~③を達成するために私が行うべきことは、①社員の確保 ②計画的な人材育成 ③安全意識の向上 ④東鉄工業様との連携強化 ⑤成長する事業所運営と「バックアップのプロ」になることが貢献に繋がると信じ今後も成長していこうと思います。

また、表彰のあとには佐伯部長様、埼玉新幹線機械軌道出張所 小倉副所長様、大宮出張所 光安主任様より「安全講和」をいただきました。弊社より瀬口副社長に講和いただきました。講和の中で特に印象に残り、意識の深化が必要と感じた内容が「ハインリッヒの法則」の進化だ。従来の法則では300:29:1と私もそう認識していたが300:29:1と言われていたのは今から90年も前の1929年のことでした。では現在はと言うと諸説あるが10:4:1と言われている。私達の仕事に置き換えて考えると、現在は機械化や器材の開発・改良で作業効率や安全性は90年前と比べのもにならない進化を遂げている。となると事故やトラブルの発生確率も減少する。その状況に加えてミツワグループで行う各種研修やセミナーで教育を行えば更に発生確率は低下するはず。だから「10:4:1」私の説明不足もあるかと思いますので気になる方は調べて知識アップに繋げて下さい。と佐伯部長様の講和でお話しいただきました。その後、瀬口副社長より大宮事業所の施工スタイル「機械施工」に合わせた10:4:1の防止はどの様に行うのか?早期発見から東鉄工業様との修理対応検討を迅速かつ密に行うようご指導をいただきました。大宮事業所では6月無事故を達成することができましたが、いつも千田次長と話すことが「無事故だった」と話すと何かが起きる。恥ずかしい話しだが2ヵ月連続で無事故のイメージが無い。私にできることに限界があるが大宮事業所の社員と共に「声掛け」「確認」「会話」をサイクル化し事故防止に取り組んで行きたいと思います。