第64回トップセミナー
今回は共立建設が幹事として行いました。
午前中は31年度タテ糸・ヨコ糸チェックシートの経過報告を行い前回の評価と比べ、点数の下がったものに関しては何故下がってしまったのかと、どうすれば改善されるのかの発表を行いました。
その後、歴史から学ぶでは小林 虎三郎の「米百俵の精神」を動画で見ました。
中身に関しては各研修会でまた紹介されると思いますので、見てください。
午後からは「仕事への通行手形」の振り返りを行いました。
仕事の通行手形と聞くと、安全大会が近くなってきたころに各所長より内容説明を受けて同意したものがサインを書いていると思います。
今回は、現状で出来ていない項目があるのか確認を行いどうしていかなければならないのかを考えました。
皆さんはどうでしょうか?そもそも通行手形の内容が全て頭に入っているという人は少ないと思います。人間は忘れる生き物ですから、毎日のように意識しながら生活していないと次第に忘れていきます。忘れても普段から正しい行動が出来ていれば問題はないのですが正しい行動が何なのか忘れるようでは通行手形にサインをした意味がありません。
事故やトラブルを起こした時もそうです。起こした直後は事業所全体の安全に対する意識は高くなりますが、何も起きず日にちが経つと徐々に意識は薄れていきます。 当事者でなければなおさらだと思います。
問題が起きた時にその起きた内容に対して対策を考えるのは当たり前のことで、その先にあるこういう職場、事業所にしたいという目標に対して何をしなければならないのかをみんなが認識しなければまた別の問題が発生してしまいます。
目標に対して現状を把握しそれを「PDCA」としてサイクル化することが大事だと思います。
各事業所、所長、副所長が音頭を取ってより良い事業所を作っていきましょう。
足立事業所 高宮 健児