宿舎パトロールとは?
ミツワグループでは年に3回、大型連休前に【宿舎パトロール】なるものを実施しています。各社各事業所に宿舎があり、大型連休の前に宿舎の運用状態を安全・衛生・健康・環境等あらゆる面から確認しています。設備面の判断基準の指標として、本来であれば鉄道業は業種分類としては運輸・郵便業に属しますが、【建設業付属寄宿舎規定】を基にして点検表は作成されています。
設備面では、非常階段の寸法や設置数、出入口の構造や数、警報・消火設備、階段の構造や寸法等々、まずは基準を満たしているかから始まり、不備・損傷等がないか等をチェックされます。更に事務所や各部屋の使用状況や食堂からトイレ・浴室、倉庫・駐車場の使用状況等幅広くチェックします。
定期的に宿舎パトロールを実施する理由として、設備に不備があれば修繕の必要があり、たとえ不備がなくとも使用できない状況なっていないか等を定期的に確認する必要があります。例えば非常階段に不備はなくても階段や降り口に物が置いてあったりすると緊急時に使えない等が起こります。普段の生活の中で気づかずに問題となっている事を第3者が定期的にパトロールを行うことで確認できます。また、多くの人が生活していると一部整理整頓の苦手な人がいたりもします。そんな時にパトロールが来るからと言って部屋の清掃を実施させるといったある意味良い?口実にもなります。
他の事業所のメンバーが行き来してパトロールをすることで倉庫の整理整頓の工夫や事業所の取り組みなども見る事が出来るので参考になります。
事業所と宿舎を安全・快適に使用出来ることを目的として、それを維持するために実施されています。