11月16日、品川駅構内の線路切り替え工事に花畑事業所も参加させて頂きました。事前にある程度わかってはいたことですが実際に参加すると想像以上に非常に大規模な工事であり、参加している人員の数も機材も普段の作業とは桁違いのものでした。

日頃自分たちが携わっているレール削正の現場とは全く違う作業なので他の事業所の方達に比べると工事への貢献度合いはかなり低かったと思いますが、夜明け前から夕方まで普段経験できない状況で作業を行い、無事切り替えが終わり試運転の電車が走るのを見たときには作業員それぞれが達成感を感じることができたのではないかと思います。

その後のニュースなどで工事現場の映像が流れたり、一般の動画サイトで工事中の映像が多数アップロードされているのを見ると、世の中からの注目度も非常に高かったことが感じられ、貴重な経験をさせてもらったのだと実感しました。

保線業務という普段あまり世間から注目されることの少ない仕事に従事していますが、このように一般の人達の生活に大きな影響を与えることが実感できる仕事に携わり、自分たちの作業が社会に貢献しているのだと思えば、日々の地道な作業でもいい加減な気持ちではできないと感じました。