第79回 ミドルセミナー

本日は維新建設の幹事会社で数字から学ぶ事業所運営としまして、2020年度上期の売上報告、損益の確認、下期の予定などを討議しました。さて、宇都宮事業所はと言いますと、新型コロナウイルスの影響も懸念されましたが、昨年度よりも約1700万程度売り上げが上がっていることが分かりました。しかしながら、損益シートを見てみるとランクCの要注意枠に入っていました。新人者の増加や余計な人工をかけた現場などのいろいろ原因はあると思いますが、圧倒的に労務費がかさんでいることや、1人工当たりの稼ぎ量も1か月20~30万ほど落ち込んでいることが分かりました。やはり数字は嘘をつかず、結果として今年度の上期のような結果がでてしまいました。下期に関しては、無駄な労務費の削減や工夫。外に出ていくお金を最低限に抑えられるようにしていき、少しでも出費を減らせ、また宇都宮管内も3社入っているので、競合他社と差をつけ、営業と信用を無くさないようにしていき売り上げ確保と粗利の増加を狙って行きたいと思います。

  維新建設㈱宇都宮事業所   森 和大  荒田 智弘