重機脱出訓練 共立建設合同

 お疲れ様です。機動事業部の千田です。本日、共立建設 5事業所の重機オペレーター、作業員が集まり重機脱出訓練を実施しました。線路の現場では、重機が故障してそのまま留置してしまっては、初電車の運行に支障がでてしまい、電車を利用するお客様に多大なご迷惑をかけてしまいます。それを防止するために重要なのが、線路外に重機を搬出させる訓練となります。線路で使用する軌陸重機にはいざトラブルが発生した際には、予備エンジン等が搭載されているため、ある程度の操作は可能ですが、今回、実施した訓練内容は作業現場で全てエンジン機能がストップ、作業現場より手動装置により重機を回送姿勢にセット、人力で重機を搬出場所、踏切や載線場所まで移送させて、横取り装置により重機を脱出させる訓練を行いました。重機の搬出方法に使用する装置も年々進化しています。今回は、如何に早く、安全に重機を搬出する 2通りの方法にチャレンジすることにより、重機オペレーターは知識の向上に繋がったと思います。いざトラブルが発生した際には、冷静に本日訓練したことを現場で実践して電車輸送障害の防止に取組みましょう。