第77回トップセミナー(品川菊池)
本日のセミナーでは外部講師の方にお越しいただき、幹部育成シートを作成していくという内容でした。その中でいくつか印象に残ったことと、私なりの考えを記したいと思います。まずは数種類の目についてですが(鳥の目、虫の目、魚の目)という話で、これは実際の目ではなく様々な視点で物事を判断する必要があるということの比喩でした。上に立つということは、烏合の衆で作業集団と一緒になって作業するだけでなく、一歩引いた状態から客観的に物事を判断する必要があることだと受け止めました。わたしも普段から現場に従事することが多く、みんなと一緒に工事施工することがあるのですが、常に一歩引いた観点で物事を判断するように心がけています。また、業務を分担するとその担当ごとの間に隙間ができるという話もありました。またその隙間は本人には気が付きにくく上司である私たちが一歩引いた観点から客観視することで発見し注意喚起する必要があると強く実感しました。外部講師の方の最後のお言葉として”役職者=厄職者”にならないようにという言葉がありました。非常に奥の深い言葉だと思います。私も自分の職責に恥じることの無いように会社の厄介者にならないように気を引き締めて、いつも誰かが見ているということを意識して動いていこうと思います。最後になりますが、現場を巻き込んだ経営管理という難しい五本柱の一角に挑戦するために日々の安全連絡票からヒントを得るように熟読しグループの進もうとしている方向を敏感にキャッチし取り組んでいきたいと思います。