1月度 ミドルセミナー 足立

今回のミドルセミナーはコロナの影響で中止になり、課題はベストモデルについて自事業所の現状と改善点の評価が宿題として出ました。自事業所の評価を見直すと成長した部分はあった半面改善点も多く、今後その改善点をどう直してく為に自分と事業所が何をするかを皆で話し合い、協力して取り組んでいこうと思います。

「歴史に学ぶ」井上勝

井上勝は日本初の鉄道開通及び日本の物流や人の移動を飛躍的に発展させる大事業を指揮してきました。特に興味があったのが関東と関西を結ぶ幹線鉄道の建設です。何故かというと自分の地元でもある静岡県の富士川橋の下り線の橋脚は130年前に井上勝たちが作ったものが今も使われているからです。この橋脚で使われている工法は、井上勝が5年間のイギリス留学中に学んだ技術。いわば井上勝の原点ともいえる技術が注ぎ込まれているそうなので今度地元に戻る時は見学しにいきたいと思います。

井上勝は現場の技術を丁寧に駆使することによって厳しい予算や期日を制限内に抑えていたそうです。現場を重んじ現場を愛することで日本の未来を切り開いた井上勝は、自らの生き方をこう語っています。

職掌は唯クロカネの道作に候
(私の仕事はただ鉄の道を作ることです)

自分も井上勝の生き方を見習って、これからも鉄の道を作っていきます。

足立事業所副所長