第71回ミドルセミナー(松下村塾)を読んでの感想
松下村塾では、自社で行っている小集団活動のように、少人数のグループでの議論を通じて情報や知恵を集積し、一人ではできなかったとしても、グループでやり遂げられることを体得させたそうです。例えば、答えの見つかりにくい課題を数人で討議させたり、難しい問題への対応を数人の弟子を指名して一緒に取り組ませたりしたそうで、分かり易く言えばことわざの「三人寄れば文殊の知恵」のように、凡人でも三人集まっていれば何かしらすばらしい知恵が出るものだ!と同じような感じですね。
人は誰でも何かしら優れた面があり、他の人に教えるものを持っていると思います。ただし、どんなに優れた人でも、すべての面で秀でているわけではなく、他の人に学ぶべきことは少なくありません。ミツワグループで行っている各セミナーのように、お互いに師となり弟子となって学び合うことが大切だと思いました。
足立事業所 関口 進宏