第120回ミドルセミナー(足立事業所)
今回のミドルセミナーでは共立建設主催で行われ、『攻める安全管理』について講話や議論を行いました。今回の研修を踏まえ、自分なりに足立事業所の弱点と新年度を乗り切っていく為に何が必要かを振り返ってみました。
まず安全力の弱点として、自社で起こした事故についてはそれなりに気を付けようとする姿勢が見えるが、他社で起こした事故はあまり関心がなく、なぜ起きたのか興味を持つ人が少ないと思われることから、自分の活動内容は事故の詳細を説明する時に、自分たちが現在携わっている作業などに置き換えながら新人でもわかるように工夫し説明することと、作業の効率だけでなく今まで同種工事で起こった事故やトラブルをリストアップして助言し、異常時の対応を事前に考えておき現場に送り出し点呼等で周知する。その結果同種事故の防止に繋がるだけではなく、しつこく何回も言っていくことで事業所全体の安全に対する意識も高くして良い意味でマンネリ化させたい。
次に技術力の弱点として、軌道経験年数と実際の実力に差があることと自分の意志で上を目指そうという人が少ないことである。自分の活動内容は忙しい事を言い訳にせずに企画を所長と計画して実行し、責任者会議やマンツーマン教育、そのほかベストモデルや事業所の活動を通じて各自の弱い部分を補っていく。その結果、各自が弱点を克服していく事で、新たなことへと挑戦が出来たり、技術継承を行える場が増え事業所全体のレベルアップに繋がり、どのエリアに誰が行っても対応できる能力を身に着けていきたい。
次に組織力の弱点として、小集団の現状が会社の考える小集団と違いただの活動集団となっており、悩みを聞く場や、人材育成にかける時間が少ない。アンケートを取るだけで解決策まで至らないことから、活動項目のひとつに意見交換の場を設けるようにする。良い解決策を考えわがままな意見は会社の意見を織り交ぜながら相手を納得させる。その結果人の話を聞き、何でも話せる場を設けることから信頼関係が生まれ、一般社員からGリーダー、副所長、所長と組織を強くしていきたい。今回の研修で学んだことを念頭に置いて事業所のレベルアップを図りこれからも副所長とての役割りを模索しながら新年度は従業員と共に活動していく。足立事業所:関口