新人者という現在を映す鏡

 2月の新人者教育はミツワエンジニアリングが担当です。なんと生徒数が44名と大人数になっています。講師と瀬口会長を入れると総勢47名となり、会場の机と椅子、更にはスリッパも不足するだけでなく、トイレ渋滞も発生するといった中での開催です。都心でのオリンピック関連の建設需要も落ち着き求人募集に変化が表れてきた証拠でしょうか?ただ、ミツワエンジニアリングには当てはまらないのが少々残念でなりません。

 今回は主に瀬口会長の講話とミツワグループのホームページの紹介や【歴史に学ぶ】では埼玉県川島町出身で 日興證券(現SMBC日興証券)の創立者 『遠山元一』の紹介、  南海辰村建設 大津欠陥マンション訴訟の動画視聴等、座学メインに実施しました。

 以前から少し気になっている事があり、前回のミツワ主催時にも同様の質問しましたが、就職活動中に『どのサイトでも構わないのでミツワグループのホームページを見ましたか?』と尋ねたところ参加者の1~2割程度しかホームページを見ていない(前回も同様の割合)事が確認出来ました。理由は「求人サイトで条件面を確認したので特に見ようとは思わなかった」との事。これから働く会社の事をもっと知りたいとは思わないのか………と、思ったりもしました。こうなると求人広告の内容をもっと工夫しなければならないと実感させられました。

 若い世代や他業種から来た新人者の意見を聞くと凝り固まった固定概念に気付かされます。時代の流れに付いていかなければ人も集まらないし、せっかく集まった人財を維持できません。柔軟な考えを持ち時代にあった事業所運営を行わなければならないと実感した一日でした。