火災防止アクションプラン 高崎建設

建築現場の火災は、何年もかけた重労働を煙と共に台無しにします。2019年2月25日に中央線水道橋~飯田橋間で発生したケーブル燃焼による火災では、177本が運休し最大で4時間半の遅れが発生しました。約28万人のお客様に迷惑をかける大きな輸送障害となりました。また燃焼したケーブルは約4mほどですが、交換を要するケーブルは想像できないほど長いはずです。他社で起こした事故事象ですが、交通建設様の工事従事者全員で継続することを目指す取り組みで「火花等の飛散による火災防止アクションプラン」を元にした高崎建設の取り組みを紹介します。

建設現場には多くの出火原因が潜んでいます。ほんの些細なことだと思われがちですが、前述の火災のようにたくさんのお客様に影響する大規模な火災になることがあります。今後、同じような事象を起こした建設会社は潰れてしまうかもしれません。我々はこの「火災防止アクションプラン」で決めた内容を愚直に守り、同様な火災と事故を起こさぬよう(他山の石)列車の安全安定輸送に努めたいと思います。会社全体で、防火に対する意識を向上しなければならないと感じました。                       高崎建設 石松